エリート外科医の不埒な純愛ラプソディ。

 たった今お見舞いされた窪塚の言葉を裏付けるように、理性を失ってしまっているらしい窪塚の分身も誇らしげに主張していて。

 その反応の一部始終が密着している下腹部を通してダイレクトに伝わってきて、なんだか妙な心持ちになってくる。

 それらと共鳴でもするかのように、冷めかけていた下腹部の奥の方がじわじわと熱を取り戻してしまい、ムズムズとした感覚までもが呼び起こされる。

 堪らず両膝を擦り寄せようとするも、それを阻むように窪塚の身体が割り込んでいるため、それさえも叶わない。そこへ。

「どさくさ紛れになーに隠そうとしてんだよ。それとも、俺ので速く満たして欲しくて催促でもしてんのか?」

 情事になるとここぞとばかりにドSっぷりを発揮してくる窪塚の意地の悪い声音が放たれ、同時に、私の身体の上から素早い動作で退いた窪塚の手によりいきなり膝を掴んでガバッと強引に押し開かれてしまい。

「ギャッ!?」

 ほとんど条件反射的に毎度の如く色気の微塵もない短い悲鳴を放ったときには、もう既に、大胆に押し開かれた下肢の裂け目に窪塚の顔が埋められており。

 その眼を見張るような瞬発力にも驚きを隠せないが、そんなことよりも、あまりの衝撃に、胸の鼓動も羞恥心も、これ以上にないくらいに一気に高まっていく。

 それもそのはず。これまで幾度も身体を重ねてきたけれど、こんな恥ずかしすぎる体勢にされたのは初めてだったからだ。
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