エリート外科医の不埒な純愛ラプソディ。
そうして窪塚が放った『可愛い』という単語一つにも過剰反応を示してしまう私は、慌てて窪塚の視線から逃げるようにしてふいっと視線を逸らしつつ、つっけんどんな声を放つのがやっとだった。
「……そ、そんな、アンタの感想なんかどうでもいいから、さっさと再開しなさいよッ!」
言い放った今も、顔から全身が熱くしょうがないし、胸だってうるさいくらいに高鳴ってしまっている。
それを窪塚に気取られてやしないかとヒヤヒヤし通しだ。
けれどそんな私の心配はどうやら取り越し苦労だったようで。
「軽い冗談言ったくらいでそんなに怒るなよ。口ではいろいろ言っても、嫌がる女に無理やり触れとか、咥えろとか、そーいうことは強要しねーから安心しろって」
「////ーーく、くく、くわ……ッ!?」
窪塚は私がただ恥じらっているだけだと捉えていたようだったけれど、そのことに安堵してるような間もなく、これでもかというように羞恥をことごとく煽られることとなったのだった。