エリート外科医の不埒な純愛ラプソディ。

 もうこれ以上紅くなりようがないんじゃないかってくらいに全身を紅潮させて、あわあわするしかできないでいるところに、いくらフォローされたからって、そんなもんすぐに平常心なんて取り戻せやしない。

 ……だろうと思っていたのだが。

 これまで幾度となくドSっぷりを遺憾なく発揮する窪塚に徐々に鍛えられていたせいか、意外にも早く立ち直ることができ、お陰で頭に浮かんできた疑問で頭がいっぱいになってしまっている。

「だから冗談だって。そんな、ちょっとエロいこと言ったくらいで真っ赤になるなよ。あんまり可愛い反応ばっか見せてっと、させたくなるかもしれないぞ?」
「////ーーッ!?」
「だーから、冗談だっつの。そんなことさせたりしねーから安心しろって」

 そんな私の心情など知るはずのない窪塚は相も変わらず揶揄い口調ではあるもののフォローしてくれていて。

ーー疑問をぶつけるなら今しかない。

 そうは思いながらも、恥ずかしさを拭いきれないものだから、

「////……そ、その」

言いかけたもののその先が続かない。
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