エリート外科医の不埒な純愛ラプソディ。
そうして目覚めた際にも、私は酷いことを口走ってしまっていたらしいのだ。
『ギャッ!? どうして窪塚がこんなとこにいるのよ。てか、酔った私のことこんなとこに連れ込むなんてサイテーッ!』
窪塚は、まったくといっていいほど前日のアレコレを覚えていなかった私の態度に、殊の外ショックを受けたらしいのだが。
あたかもそこへ追い打ちでもかけるようにして、事後に耳にしてしまった、私の『なんだ。思ってたより早かったね』発言が鮮明に脳裏に蘇ってきたのだという。
その発言に対して、元彼である藤堂と比較されたと思い込み、お酒が入っていたとはいえ、プライドをことごとく打ち砕かれてしまったことで。
そのリベンジをどうしても果たしたい。
という想いが心の中に蠢いていたせいか。
あの、セフレ発言へと繋がったらしいのだ。
そこまで聞き終えた私が、いくら酔っていたとはいえ、窪塚にずいぶんと酷い仕打ちをしていたことを猛省し。
「……く、窪塚。酔って色々とやらかしちゃったうえに、酷いこと言っちゃって……本当に、なんて言ったらいいか。兎に角、ごめんなさい」
これ以上に小さくなりようがないというくらいに窪塚の腕の中で身体を縮こめつつ兎にも角にも私は謝るしかなった。