エリート外科医の不埒な純愛ラプソディ。
けれども窪塚は、そんな私の背中をやっぱり宥めるように優しく撫でつつも、切れ長の双眸を眇めた、殊の外優しい眼差しで、私のことを愛おしそうに見つめてきて。
「笑うわけねーだろ? バーカ。嬉しくて嬉しくてどうしようもねーよ。ずっとずっと好きで好きでどうしようもなかったお前のことを、念願叶ってようやく独り占めできたってことなんだからさぁ。これ以上に嬉しいことはねーよ」
なんの臆面もなく、聞かされるこっちが面映ゆくなってしまうことをしれしれっと言ってのけるのだ。
ーーもう、なんなのよ。
今日は、逢って早々、開口一番から、『すっげー逢いたかった』とか、『好きで好きでどうしようもない』とか、甘いことばっかり言ってきて、メチャクチャ嬉しいけど、言われなさ過ぎて、どう反応したらいいかわからないんですけど。
窪塚から立て続けにお見舞いされる情熱的な甘い言葉によって、これでもかと羞恥を煽られてしまい。
私は、いつにも増して可愛げのない言葉を炸裂させてしまうのだった。