エリート外科医の不埒な純愛ラプソディ。
「ま、まさか、こんなところでいかがわしいことするつもりなの?」
「そのつもりだけど。俺ら当直明けで勤務中じゃないんだし、防音にもなってることだしさ、なんの問題もないだろ」
「問題おおありでしょーがッ! あんたバカなの? ここ、神聖な職場の仮眠室なんだから、いかがわしいことしちゃダメに決まってんでしょーがッ!」
「いかがわしいってお前。そんな風に何度も言われたら、余計に興奮してくるだろが。ただでさえ白衣姿のお前のこと組み敷いてるお陰で、いけないことしてるみたいでヤバいっていうのにさぁ」
「////……ッ!?」
ーーさっきから何いっちゃってんの? この変態クズ男は。オペ室に脳みそ忘れてんじゃないの?
窪塚のとんでもないゲス発言にあれこれ言い返しても、返ってくる言葉のどれもこれもがゲッスいものばかり。
もう何を言っても通じなさそうだ。
埒のあかないこの窪塚との不毛なやりとりに、ほとほと疲れ果てた私が、窪塚のスマホに保存してあるというこの前の画像をどうにか削除する方法はないものか、そう思案しかけているところに、それらを阻止するようにして、窪塚の声がまたもや割り込んできた。