エリート外科医の不埒な純愛ラプソディ。

 それなのに、この前、窪塚によって散々弱いところを曝かれた上に、散々蕩かされてしまっている身体は、窪塚から与えられる甘い愉悦からは、どうあがいたって、逃れることなどできやしないのだった。

 むしろもっともっと与えて欲しい、なんて思ってるんじゃなかろうか。

 なんとも悔しい有様だけれど、そう思ってしまうほどに、まだ触れられているのが耳と胸だけだというのに、この前窪塚のことを受け入れたばかりの身体の中心が熱く疼いてしまっているのが恥ずかしくてどうしようもないくらいだ。

 こうやって屈辱的な心情を抱きながらも、自分ではどうすることもできないから、ただただ窪塚に与えられる愉悦に翻弄されることしかできないでいる。

 そんな私のことを嘲笑うかの如く、窪塚のなんとも意地の悪い声音が再び耳元に囁きを落とした。

「やっぱ、お前のその喘ぎ声と反応、メチャメチャそそられるわ。それに、俺に意地の悪い言葉で攻められてるだけなのに、この前より感じてんじゃねぇの? もしかしてお前Mなのか? そういうイメージないけど、藤堂にもこうやって言葉攻めされてたのか? なぁ、どうなんだよ?」

 ーーそんなこと言われたって、つい最近まで処女だったんだから『M』かどうかなんて知らないわよッ! 
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