不本意な初夜でしたが、愛され懐妊妻になりました~エリート御曹司と育み婚~
「んん……っ」
思わず身をよじれば、灯が悪戯な笑みを浮かべた。
丁寧に指先と舌を使って身体を溶かされ、身体は火照っていつの間にか彼を受け入れる準備を始めていた。
「全部脱がすぞ」
「ダ、ダメ、見ないで……っ」
だけど片足を灯の肩にのせられ、太ももの内側を彼の手が滑ったとき、私は咄嗟に体を起こして抵抗した。
「傷跡が……あるから……」
お臍の下に、帝王切開の傷跡がハッキリと残っていることを思い出してしまったのだ。
普段は下着で隠れる位置にあるけれど、それを見た灯がどんな顔をするのか不安で、今日までずっと見せられずにいた。
「もう、痛みはないか?」
「痛くは……ないけど。でも、やっぱり傷はハッキリ残ってるし、見ても気分がいいものじゃないと思うから……」
と、そこまで言いかけたら、不意にお臍の下に柔らかな唇が触れた。
「と、灯……?」
灯は私の静止を聞かずに、そのまま下へ下へと優しいキスを下ろしていく。