不本意な初夜でしたが、愛され懐妊妻になりました~エリート御曹司と育み婚~
「あ……っ」
「牡丹の身体についているものは、傷跡も含めて全部愛しい」
私は灯の愛の深さを、まだまだわかっていなかったみたいだ。
思わず身体が弓なりになったのは、そう言った灯の舌が私の敏感なところに触れたからだ。
本当に、どうにかなりそう。
押し寄せる快感に必死に耐えたけれど、灯は私に休む間を与えてくれず、頭の中はあっという間に真っ白になって弾けた。
自然と息が上がって、シーツを掴む手にも力が入る。
いつの間にかシーツは波打つように乱れ、汗でしっとりと濡れていた。
「牡丹、好きだ。愛してる……」
耳元でもう一度愛を囁かれたと同時に、一際熱く昂ぶった熱に身体の中心を貫かれた。
灯のおかげで受け入れる準備ができていたからか、今まで感じたことのない強い快感が私の中を駆け抜けた。