今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
「泣いててよくわからなかったんだけど、いろいろと聞かれて……。お母さん、なんて答えたらいいかわからなかったわ」
「何を聞かれたんだい?」
父が母に尋ねると言いにくそうにこたえた。
「翔とチーちゃんが付き合ってるのは本当ですかって尋ねられて、びっくりしたわ」
「え、なんだいそれは」
父のこわばった声と表情にハッとした。
「ちちち、違うの」
慌てて否定した私の顔はぶわっと熱くなる。
「勘違い、そう勘違いしてるみたいなの。愛華さん。ねね、そうだよね」
「……」
咄嗟に翔くんに同意を求めたんだけどなぜだか彼は黙ってしまった。
否定すればするほど、言葉に説得力がないような気が自分でもしていてますます焦った。
父と母の射抜くような眼差しを全身で受け止めて痛かった。
うそ、まさかこんなことになっているなんて。
愛華さんが家に電話をかけてきていたなんて思いもよらなくて、卒倒してしまいそうだった。
「何を聞かれたんだい?」
父が母に尋ねると言いにくそうにこたえた。
「翔とチーちゃんが付き合ってるのは本当ですかって尋ねられて、びっくりしたわ」
「え、なんだいそれは」
父のこわばった声と表情にハッとした。
「ちちち、違うの」
慌てて否定した私の顔はぶわっと熱くなる。
「勘違い、そう勘違いしてるみたいなの。愛華さん。ねね、そうだよね」
「……」
咄嗟に翔くんに同意を求めたんだけどなぜだか彼は黙ってしまった。
否定すればするほど、言葉に説得力がないような気が自分でもしていてますます焦った。
父と母の射抜くような眼差しを全身で受け止めて痛かった。
うそ、まさかこんなことになっているなんて。
愛華さんが家に電話をかけてきていたなんて思いもよらなくて、卒倒してしまいそうだった。