俺の大切な人〜また逢うその日まで〜
「今日こそ(しょう)より早く出ようと思ったのに!」
っと彼女は少しムスッとしながら言った。
俺は華のムスッとした顔がすごく好きだ。
大福みたいで。
「大福みたいになってるぞ‪w」
そう笑いながら俺らは家を出た‪。
「今日の世界史嫌だな。」
「それは嫌だね〜。頑張れ〜。」
そう言いながら歩いているとすぐに学校に着いた。

俺と華はクラスが別々だ。
だから放課後にまた靴箱で合流して一緒に帰る。
それか俺が迎えに行く。
日課みたいなものだ。

「じゃ〜華も頑張れよ。またな。」
「またね!」

そう言って俺らは別れた。
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