俺の大切な人〜また逢うその日まで〜
でも今の俺は苛立ちすぎて華にさえ
「お前には関係ない!」
そう怒鳴ってしまった。
やばい。そう冷静になった時には遅かった。
「なんで!そんな怒ってるの!もう知らない!
渉のばか!人のこと殴ろうとしたらダメなんだから!」そう言い残し、華は駆け出した。

俺は冷静になったものの、
まだどこか苛立っていて、
華のことを変な目で見ていたヤツらに、
一言言ってやろうと、華の後を追わなかった。
いつも喧嘩しても、家に行って謝って解決していたからだ。

「おい。お前ら次華のこと変な目で見たらどうなるか分かるな?」そう言い残し、華の家に向かった。

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