強引上司は虎視眈々と彼女を狙ってる【7/12番外編追加】
…どうしてここに部長が…?
驚き過ぎて声も出ない。
走って来てくれたのだろうか、部長の呼吸は少し乱れていた。
「部長、翼さんとやらはどうしたんですか?その人とヨリを戻すんじゃないんですか?」
私が今1番聞きたかったこと。向井が聞いてくれた。
「…一華、やっぱ誤解してたな?翼と俺は付き合ったことなんか一度もない」
「…っだって、翼さん、諦められないって!まだ好きだって!」
反射的に部長の腕を振り解いて後ろを振り返る。
「翼が諦められなくて未だに好きなのは俺じゃなくて俺の兄貴!」
「…っは…⁉︎」
部長の、お兄さん…⁉︎
「元々俺の兄貴が翼の職場の上司で、2人付き合ってたんだ。でも兄貴が会社辞めて独立してデザイン事務所立ち上げてから上手く行かなくなって別れて。でもどうしても諦めきれない翼が兄貴に復縁を迫ってた。俺はずっとそのお膳立てを頼まれてたって訳だ」
「…っえっ⁉︎えっ⁉︎」
混乱してる頭でさっきの会話をよーく思い出してみる。
『お願い、もう一度だけ。やっぱり諦められないの』
『…無理だ、諦めろ』
『ねぇっお願いっ』
『…どうしてもダメ?』
『あぁ、昼間も言ったろ。無理なもんは無理だ』
『でもっまだ好きなのっ』
驚き過ぎて声も出ない。
走って来てくれたのだろうか、部長の呼吸は少し乱れていた。
「部長、翼さんとやらはどうしたんですか?その人とヨリを戻すんじゃないんですか?」
私が今1番聞きたかったこと。向井が聞いてくれた。
「…一華、やっぱ誤解してたな?翼と俺は付き合ったことなんか一度もない」
「…っだって、翼さん、諦められないって!まだ好きだって!」
反射的に部長の腕を振り解いて後ろを振り返る。
「翼が諦められなくて未だに好きなのは俺じゃなくて俺の兄貴!」
「…っは…⁉︎」
部長の、お兄さん…⁉︎
「元々俺の兄貴が翼の職場の上司で、2人付き合ってたんだ。でも兄貴が会社辞めて独立してデザイン事務所立ち上げてから上手く行かなくなって別れて。でもどうしても諦めきれない翼が兄貴に復縁を迫ってた。俺はずっとそのお膳立てを頼まれてたって訳だ」
「…っえっ⁉︎えっ⁉︎」
混乱してる頭でさっきの会話をよーく思い出してみる。
『お願い、もう一度だけ。やっぱり諦められないの』
『…無理だ、諦めろ』
『ねぇっお願いっ』
『…どうしてもダメ?』
『あぁ、昼間も言ったろ。無理なもんは無理だ』
『でもっまだ好きなのっ』