となりの紀田くん



翌日……



AM6:00 起床



今日は班行動の日で
早くも生徒たちは
ロビーに集まっていた。



「6班みんないるか?」



「いまーす!!」



尼川先生の確認を
受けて旅館を出る。



私たち6班のメンバーは
私、薔薇ちゃん、芽依亜ちゃん
瑠威、下柳くん、小坂くんの6人




「下柳くん、小坂くん!よろしくね!!」




「よろしく、てか内倉さんと話すの初めてだよねー?」




「確かに!内倉さんって可愛いよな!」



「へ!?」



下柳くんに続いて
笑顔で話す小坂くん。
急に言われたその言葉に
顔が真っ赤になる。



か、可愛い!?



「クククッ………内倉さん、顔真っ赤!ねえ、俺と付き合ってよ(笑)」




「/////////////!!!!!」



それ、言っちゃだめでしょ!?



紀田と瑠威以外で私に可愛い
なんて言ってくる男子
初めてだよ!!



慣れてないせいか
戸惑いと恥ずかしさしか
出てこない。



し、しかも付き合ってよって………





「ちょ!竜希っ!ゆあは渡さないから!!」




慌てた様子の瑠威が
いきなり私の
目の前に飛び出てくる



「クククッ……くっははははっ…………冗談だっつーの!瑠威マジ必死すぎ!!」



「お前な!!」



な、何だろう…………この感じ。
まるで昨日の私と薔薇ちゃん
じゃないか…………。



小坂くんのオーラが
薔薇ちゃんのと重なって
二倍増しのドS感



「小坂 竜希(コザカ リュウキ)」



氷のように凍てついた
声が響いたかと思えば
これまた冷ややかな瞳で
小坂くんを見下す薔薇ちゃん。



「ん?あ、なんだ薔薇いたの?」



「それは、私をおちょくっていると捉えていいのかしら?小坂 竜希。」




「お前、いい加減人をフルネで呼ぶのやめろよな…………」




「え、何?薔薇ちゃんと小坂くんって仲良いの?」




「断じて良くない!!」



私の質問に真顔で
即答し小坂くんを
睨み付ける




「お前のその態度、昔っから変わんねーな」



「貴方には関係ない」



ツンツンな態度の
薔薇ちゃんと違って
にこやかに困ったように
笑う小坂くん…………



二人の関係も気になるけど
ますます薔薇ちゃんのこと
知りたくなってきた!!
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