となりの紀田くん




柚が紀田の前に
仁王立ちして見下す




しかしそんなことで
怯む奴ではない。





「俺は紀田 裕也。ゆあは俺の……ーーーーーーっ!?」




アホな事を言い出そうとする
紀田の口を慌てて押さえつけ
黙らせる




「とりあえず、紀田!あれは私の弟の柚!柚には後で話すから!みんな今日のところは終わりにして、また明日にしよう!!」




みんなを強制的に立ち上がらせ
部屋の外へ追い出す




ごめんみんな…許しておくれ




「ちょっとみんなを送ってくるから、柚はここで待ってて!」





それだけ残して部屋のドアを閉め
みんなを玄関の外まで誘導する





「みんな、ごめんね」


「柚くん、相変わらずだねー」



柚のことを知っている
鈴は面白そうに笑う。




いや、まじ面白がってる
場合じゃないっすよ!!!




鈴さんっ!!!



「ゆあちゃん、弟いるんだね」



「あいつぜってぇ、シスコンバカだろ」




そうだよ、その通り。
柚はシスコンバカだよ………




だから!!!




「お前は柚に余計なことを言おうとするなぁああああ!!!」

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