となりの紀田くん



その正体は
俗にいうキスマーク





「紀田のあほ!何てことしてくれんのよ!!」





「いいだろ別に………俺のゆあって印」





「ぜんっぜん良くない!!」





私は今にも掴みかかりそうな
勢いで紀田を責める





なのに奴はヘラヘラと
調子に乗りすぎな発言をする。






やはりさっきの赤く見えた
顔は私の気のせいだったか!






「こんなんじゃ、鈴に顔向け出来ないよぉ」






半泣き状態で鏡を見つめる





すると紀田が





「そのパーカー必需品だな」






と私の肩にポンと手を置いて
悪魔スマイルを向けてくる






んのくそやろう!!!
いつか絶対痛い目にあわせてやる!






「ほら、ちゃんと前しめとけよ」





紀田がパーカーのチャックを
キスマークが見えないように
上まで締める





そして私の手を引いて
再び海の方へと歩いて行く






あぁもう!
意地悪なんだか
優しいんだか
全然わかんないな………






どちらにしろ
性格が悪いのは確かだけど……





そして………今一つ言えることは
紀田への好きがまた募ったって
ことだけーーーーーー





その後………





鈴に紀田と何してたのかと
深く追求されたが
適当に受け流し





海での遊びを名一杯
楽しんだのであったーーー


< 77 / 370 >

この作品をシェア

pagetop