BLOOD VAMPIRE
しかし辺りを
キョロキョロ見回しても
誰もいない……
「ククク………貴女は本当、面白いですね。私は上です」
その言葉にバッと
顔を上げると
レイが宙に浮いている
「レイ!!」
「とりあえず、そこの餓鬼は私の大事な、リリカ様を離しましょうか…」
「やだね!!これは俺の獲物だもん!」
「獲物?ふざけるな。彼女は私の所有物だ。」
話してる内容は
とっても理不尽で
ムカつくけど
やけに冷静に淡々と
告げるレイの声色からは
怒りのオーラが伝わってくる。
「散れ」
レイの低い声に
ソイツが怯む。