イケメン彼氏とはじめる相思相愛

手が届かなくて当然だし、挨拶出来るだけでもかなりなもんだと思う、
あんなイケメンで、心も素敵な人だ。どんな女性だって望むままだろう⋯⋯ 。


「裕樹さんだって同じだった、手が届かないと思ってた。でも今、私のカレシなのよ! 
諦めちゃダメ、絵里奈ずっと好きだったんだから! 」


真緒は絵里奈を励ますように、肩に手をポン、と乗せた。

小柄な絵里奈がいつも努力している姿は非常に可愛らしく愛らしいと真緒は思っている。

セミロングのわざとらしくない自然な髪に、白くて柔らかそうな頬、大きな目に光るやる気はキラキラしているし、頑張って手をキュッと握り締めてる姿、単純で前向きな明るい気質はとても気持ちが良い。

人当たりが柔らかで性格が良いのだが、これでいて絵里奈はすごく手際がいいのだ。
会社ではあまり発揮されない。
仕事というより、生活力がある。
絵里奈の周りはいつも整っていてキチンとした清潔な空気が流れている。

もし、彼、一颯の好みが性格が良くて可愛い系なら、案外いけるんではないかと真緒は信じているが、今までの一颯は噂では正反対の上から下まで綺麗な性格に難ありの気の強そうな子ばかりと短期間付き合ってきたとか。
だから安易ににいけるなんて励ます事も出来なかった。

彼の気持ちは本人のみぞ知る。

真緒だって裕樹と付き合えるまで、いや、付き合えた今でさえ、彼の気持ちが分からなくてやきもきするし、非常に努力しているのだから。

< 11 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop