イケメン彼氏とはじめる相思相愛
まだシンヤは話し続けそうだから「あら、すいませ〜ん」と無視するようにすぐ女性に合流する。
「あの人もお友達なんですか? 」
って思わずマキノさんに聞いてしまったら、マキノさんがチラッとシンヤを見た。
シンヤはにっこりと笑って、ちゃらちゃらと手を振った。
「あぁ、シンヤね。いつもあんな感じよ」
と答えた。
うっかり絡まれたら嫌だから、もうしっかりここから離れないようにしよう!
一颯さんに言った方がいいかな⋯⋯ 。
ささいな誤解だってされたくないし、でも自意識過剰みたいに思われるのも嫌だった。
それに、カレシの友達と上手く出来ずに、グズグズ言いたくないしな⋯⋯ 。
シンヤは絵里奈が女子と話しているのに、さらに割り込んできた。
「なに? 僕の話? 」
蒸し返すように近寄ってきて、仕方なく話をする事になってしまう。
周りから注意されるギリギリの近さで、
「ねぇねぇ」
と絵里奈に話しかけてきた。