LOVEDANGER~元ヤン御曹司と悪女OLの身籠り溺愛婚~
その後、私は篤さんとその喫茶店で夕食を食べて。

帰宅すると、順番にお風呂に入り。


今、私は篤さんと一緒に、
篤さんのダブルベッドに入っている。


私が妊娠しているから、最後迄はしないけど。


けっこう、いい雰囲気。


さっきから、ずっと篤さんに抱きしめられながら、
キスをしていて。


そんな私達と同じベッドの足元辺りに、
花子と翼が寄り添っている。


男の子の花子と、女の子の翼。


私と篤さん以上なんじゃないかってくらいに、とても仲良し。


本当に、翼もこのマンションに連れて来て良かったと思う。


翼は避妊手術を昔にしているので、
妊娠する事はないけど。


もし、そうじゃなかったら。


今頃、沢山の子猫がこの部屋に居たかもしれない。



「梢、好きだ」


篤さんは私を自身の上に乗せ、
私をそう言って見上げる。


「私も、篤さんが大好き」

そう言って、私は篤さんにキスをする。


キスをしながら、自分の下に居る篤さんの髪に触れる。


私が妊娠しているからか、
篤さんが私の上に乗る事はない。


今みたいに、私がこうやって上に乗せられる。


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