天敵御曹司と今日から子作りはじめます~愛され妊活婚~
自画自賛している小暮さんの横で、私もカップを手にした。
けれども震えが収まらず、コーヒーの水面が小刻みに揺れている。
「おいしいです」
なんとか口をつけたが、本当は味なんてわからなかった。
「気に入ってもらえた?」
「はい」
カップをソーサーに戻してうなずくと、彼は口の端を上げる。
「だったら、また飲みに来い」
「えっ?」
「いつでも相談に乗る」
「……ありがとうございます」
上司の彼に仕事の相談ならまだしも、プライベートのいざこざを聞いてもらうわけにはいかない。
でも小暮さんの優しさがありがたくてうなずいた。
「これからどうしたい? あの人とまだ付き合っていく?」
核心にグイッと踏み込んできた彼に、首を振って意思を示す。
こんなに震えているのにもう会えない。
いや、もう二度と会いたくない。
けれども震えが収まらず、コーヒーの水面が小刻みに揺れている。
「おいしいです」
なんとか口をつけたが、本当は味なんてわからなかった。
「気に入ってもらえた?」
「はい」
カップをソーサーに戻してうなずくと、彼は口の端を上げる。
「だったら、また飲みに来い」
「えっ?」
「いつでも相談に乗る」
「……ありがとうございます」
上司の彼に仕事の相談ならまだしも、プライベートのいざこざを聞いてもらうわけにはいかない。
でも小暮さんの優しさがありがたくてうなずいた。
「これからどうしたい? あの人とまだ付き合っていく?」
核心にグイッと踏み込んできた彼に、首を振って意思を示す。
こんなに震えているのにもう会えない。
いや、もう二度と会いたくない。