今日も君に恋焦がれる
顔を上げ振り向くと、部署のドア前の壁に背中を預けてスマホを触っている葉山さんの姿が。



「あーそうだった…」



すっかり忘れてた。空けといて、って言われてたんだった。



「何、飲みにでも行くの?」


「いや、それが分かんなくて。ただ空けといてって言われただけでさ」



琴音に視線を移す。



「真宮くんは知ってるの?」


「言ってない…そんな時間なくて」



葉山さんではなく葵くんに会いたいよ〜!いったい葉山さんはわたしになんの用があるんだろう?
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