今日も君に恋焦がれる
「お疲れ様です…」



と声をかけるとスマホからわたしに視線が向いた。


そのままスマホをポケットに戻すと、壁から背中が離れた。



「うん、お疲れ。じゃ行こっか」



と歩き出すから後を追う。


いったい行くってどこへ?あ、その前に葵くんに言わないと!


そう思い、先を歩く葉山さんに声をかけた。



「あの、ちょっとだけ待ってもらえますか?」



そう告げると足を止めてくれた。



「すぐ済むので」



そう言って葵くんの部署を覗く。


葵くんはどこかな〜?と愛しい姿を探す。
< 151 / 314 >

この作品をシェア

pagetop