今日も君に恋焦がれる
「待って」



と腕を掴まれ、そのまま引っ張られ葉山さんの胸の中に収まってしまう。



「悪い。真宮のことを悪く言うつもりなんてなくて…。その…真宮に負けないくらい七瀬さんが好きだから」



…へっ?…好き??なんでわたしを?いつから!?



「一目惚れってやつかな…」



そう言って離された体。


その隙を見て葉山さんを見る。



「真宮のことは好きでいい。でも俺にもチャンスがほしい」



チャンスがほしいなんて言われても…。わたしの気持ちが葵くんから葉山さんに向くことなんて、可能性はゼロに近いのに。
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