恋する理由がありません~新人秘書の困惑~
「もう私の負けでいいわ。あなたたち、結婚したいなら勝手にしなさい」
突然お母様が白旗を揚げるかのように、遠回しに私のことを認めてくださった。
その急な方向転換に私はついていけず、目を見開いたまま固まった。
「母さんもまだ若いんだから、これからはなにか自分の好きなことをすればいいよ」
「そうね、息子に構うのはもう辞めるわ。懲り懲りよ。どうせ思うようにはいかないもの。私ね、自分の会社を作ろうと思ってるの」
今のお母様の言葉に、私も含めて全員が驚いた。
㈱オーシャンブルーの仕事に携わるのではなく、お母様自身が自分で会社を立ち上げたいらしい。
「前から考えていたのよ。会社って言っても小規模でいいの。私好みの紅茶の茶葉を輸入して販売してみたくて」
「すごくいいと思います!!」
無意識に大きな声が出てしまい、今度は私が注目を集めた。
素直な気持ちを口にしただけなのだが、三人の中で一番驚いていたのはお母様だった。
突然お母様が白旗を揚げるかのように、遠回しに私のことを認めてくださった。
その急な方向転換に私はついていけず、目を見開いたまま固まった。
「母さんもまだ若いんだから、これからはなにか自分の好きなことをすればいいよ」
「そうね、息子に構うのはもう辞めるわ。懲り懲りよ。どうせ思うようにはいかないもの。私ね、自分の会社を作ろうと思ってるの」
今のお母様の言葉に、私も含めて全員が驚いた。
㈱オーシャンブルーの仕事に携わるのではなく、お母様自身が自分で会社を立ち上げたいらしい。
「前から考えていたのよ。会社って言っても小規模でいいの。私好みの紅茶の茶葉を輸入して販売してみたくて」
「すごくいいと思います!!」
無意識に大きな声が出てしまい、今度は私が注目を集めた。
素直な気持ちを口にしただけなのだが、三人の中で一番驚いていたのはお母様だった。