ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
少し涙ぐみながら、ふたりはしばらく抱き合っていたが、コミカルな音楽が聴こえてきて広場を見下ろした。どうやら大道芸が始まったようだ。
「へえ、あんな出し物もあるんだね。かなり盛り上がってきたね、人でいっぱいだよ」
カラフルなボールを操る芸を見て、ボールを『取ってこい』したい犬としての本能が揺さぶられたのか、クー・シーは尻尾を激しく振った。
「警備隊の服を着たお兄さんとお姉さんが、広場の警備をしてるね。お姉さんの警備隊員もいるんだ」
「うん、うちに来るのはギギリクさんのお友達だから、男性が多いけどね。こう、迫力のある豹のお姉さんとか、すばしっこそうなリスのお姉さんもいるんだよ……猫も警備隊員になれるかな……」
クー・シーは前脚を組んで考えてから言った。
「エリナはね、警備隊員よりも料理人の方が向いてると思うよ」
「そう?」
「うん。ミメットを見てわかるように、猫はすばしっこくて運動神経もいい。だから、エリナが訓練したらそこそこ強い警備隊員にはなれると思うよ。でもね、エリナにしかできない、警備隊員のおなかに美味しいものを入れる係っていう方が、みんなに喜ばれるんじゃない?」
「そうなの?」
「そうだよ。新しいレシピを次々に思いついて、それがみんな珍しくて美味しいとくるエリナが転職しようなんて言い出したら、猛反対されるに決まってるよ!」
「へえ、あんな出し物もあるんだね。かなり盛り上がってきたね、人でいっぱいだよ」
カラフルなボールを操る芸を見て、ボールを『取ってこい』したい犬としての本能が揺さぶられたのか、クー・シーは尻尾を激しく振った。
「警備隊の服を着たお兄さんとお姉さんが、広場の警備をしてるね。お姉さんの警備隊員もいるんだ」
「うん、うちに来るのはギギリクさんのお友達だから、男性が多いけどね。こう、迫力のある豹のお姉さんとか、すばしっこそうなリスのお姉さんもいるんだよ……猫も警備隊員になれるかな……」
クー・シーは前脚を組んで考えてから言った。
「エリナはね、警備隊員よりも料理人の方が向いてると思うよ」
「そう?」
「うん。ミメットを見てわかるように、猫はすばしっこくて運動神経もいい。だから、エリナが訓練したらそこそこ強い警備隊員にはなれると思うよ。でもね、エリナにしかできない、警備隊員のおなかに美味しいものを入れる係っていう方が、みんなに喜ばれるんじゃない?」
「そうなの?」
「そうだよ。新しいレシピを次々に思いついて、それがみんな珍しくて美味しいとくるエリナが転職しようなんて言い出したら、猛反対されるに決まってるよ!」