ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
「お疲れ休み、ですか?」

「ああ。俺の休みに合わせて、3日ばかり休むのはどうだ?」

 昼時の青弓亭で、夜の仕込みをしているエリナに仕事の合間にやってきたルディが言った。

「祭りの間はいつもよりも勤務時間が長くて、隊長の俺は休みもなかったからな。これは不公平だから絶対に休めと言われてきた」

 年に一度の王都の花祭りだというのに、仕事のためにまったく参加できないのはかわいそうすぎるということで、他の警備隊員は順番に休みをもらっていたのだが、ルディは隊長としての責務があるからということで、休みなしで働いていたのだ。

 例年は王太子のボディガードがてら、イケメンふたりでお忍びでお祭りに顔を出していたルディだが、今年は王家主催の企画もあったため忙しくて休めなかった。
 スカイヴェン国では、あまりブラックな勤務をすると評判が落ちてしまうので、王都警備隊でも休みはきちんと取らされるのだ。そのため、埋め合わせをしなければならない。
 日本にいた時はブラックな仕事で心身ともに衰弱していたエリナからみると、この国は『なにこのパラダイス勤務!』とびっくりするほどである。

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