ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
 そして、翌日の青弓亭での朝ごはんの席で。

「あの、ルディ隊長。連休を取るって聞いたんですが」

 熊のアルデルンが言った。彼は身体が大きく力持ちで、笑うといっそう獰猛さが増すというコワモテ顔だが、心はとても優しい隊員で、実は貴族の四男坊なのだ。

「もしよかったら、俺の実家に寄ってください。数年前に温泉が出たんで、温泉施設を作ったんですよ。のんびり湯に浸かったら、疲れも取れるんじゃないでしょうか」

「温泉? アルデルンさんのご実家には温泉があるんですか? すごいですね!」

 子猫の耳がぴこーんと立った。
 アルデルンは、自分の実家に興味を持ってもらえたのが嬉しくて、顔がほころんだ。

< 189 / 235 >

この作品をシェア

pagetop