ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
 ルディの後ろに隠れていたエリナは、小声で「アルデルンさんのお父さんですね」と尋ねた。

「頭に熊耳が付いてます」

「そうだ、彼がコースト伯爵で、奥方は鹿のご婦人だ」

「鹿さん!」

 エリナは柔らかそうな鹿の耳を見て「素敵なお耳です」とうっとりした。

 子猫のにゃんにゃんという可愛らしい声に、人々の耳がピクピク動いている。その目は『隠れている子猫、早く出てこないかな?』と期待に満ちていた。

 ルディはエリナの頭を撫でながら言った。

「エリナ、挨拶はできるな?」

「はい、ちょっと緊張するけれどがんばります」

「よし」

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