ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
「さて姉さん、今朝はあれを作りましょう!」

「ああ、楽しみだね!」

 ミメットは冷蔵庫からボールを取り出した。中には細かく刻んだキュウリと玉ねぎが入っている。
 昨夜、刃物の扱いが天才的なミメットがみじん切りをしたものに、エリナが塩と酢、そしてハーブやスパイスを混ぜて簡単なピクルスを作ったのだ。

「この激辛ソースも、そろそろ味が馴染んできたと思います」

 笑顔の子猫は、真っ赤なソースが詰まった瓶を取り出した。こちらは赤唐辛子と酢と塩で作った激辛赤ソースである。この世界にはミキサーがないため、赤唐辛子を粉砕するのに苦労していたら、キッチン用具作りにハマったドワーフの武器屋、ストーンが、工夫して手回し粉砕器を作成してくれたのだ。

 おかげで唐辛子の粉を吸い込む恐ろしい事故もなく、大量の真っ赤な瓶詰めが出来上がり、2ヶ月寝かせて熟成させた激辛ソースは辛いだけではなく料理の旨みを引き出す調味料に仕上がっていた。
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