ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
 そんな子猫の涙を見て、雷に打たれたように身体をびくりとさせ、少し跳び上がりさえしたのは、ルディ隊長当人である。

「い、いや違う! 俺は体調が悪いわけではないぞ」

 慌てて子猫を抱き上げる。
 空中で脚をぷらーんとさせるお馴染みのポーズになりながら、エリナは「本当ですか?」と口元を震わせた。

「そうだ。仕事が終わったので、少々考え事をしていただけだから、大げさに考えないでくれ」

 そうなのだ、彼は勤務中は職務に集中していたのだが、終わった途端に『白猫フェアにプロポーズまがいの発言をしてしまった件』について思い出してしまい、再び深く反省していただけなのだ。

「心配をかけてすまないな、エリナ」

 子猫はぷるぷると首を振った。

「すみません、ルディさん。ルディさんが病気になったらどうしようかと思って、ちょっと怖くなっちゃったんです」

「よしよし、それは大丈夫だ」

 ルディはエリナを片手で抱えると、もう片方の手で頭を撫でた。

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