ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
「俺は体力には自信がある。エリナが育って一人前になるまでは、ずっとお前のそばにいるからな」

「はい」

「なんなら、一生そばにいてやることもやぶさかではない」

「は……い?」

「エリナが年頃の娘になって、もしも、もしもだ、結婚したいという男を連れて来たら、そいつが本当にエリナにふさわしいかきっちりと見定めるし、うちの子猫をもらおうっていうのなら、それ相応の根性を見せなきゃ許す気はないし」

「にゃ?」

 ルディの発言の雲行きが怪しくなってきた。

「ろくな男じゃなければ任せる気はないからな!」

「ルディさんが、は、花嫁の父になってるにゃん! やっぱり今朝はちょっとおかしいにゃん!」

 エリナは救いを求めて周りを見た。

「そうだよ、エリナはちゃんとした、世界一の野郎じゃないと任せられないよね! こんなに可愛くて才能溢れる子猫なんだもんね!」

 と、犬のマイク。

「そうだよねー、頭と顔と腕っ節の強い、優しいいい男じゃないとさ、エリナには釣り合わないよ」

 にやりと笑うのは、狐のサファン。

「そして……猫科の男だ。断然……猫科だ」

 猫科推しが激しいのは、虎のキーガス。

「片手で俺を倒せる男じゃないとな」

 皆に『いや、それは無理だろう』という視線を向けられるのは、巨大な熊のアルデルン。
< 37 / 235 >

この作品をシェア

pagetop