ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
「あれ? 王宮からのお客さんかな?」

 馬車が止まる音を聞いて、ミメットは首を傾げた。

「商売の妨げになるから、来る時は前もって連絡をしてくれって頼んであるのにね」

「そうですよね」

 エリナも首を傾げた。

 娘猫たちはこの青弓亭をとても大切にしていたし、店を盛り立ててくれる庶民のお客さんたちのこともとてもとても大切にしていた。だから、仕事の邪魔をされると、キジトラ猫も子猫も本気で怒ることを王家のメンバーは知っている。
 つまり、余程緊急の用事でもなければ、突然の訪問をしたりするはずがないのだ。

「まさか……緊急事態なのかな?」

< 50 / 235 >

この作品をシェア

pagetop