ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
「なんだって? そなたが、その料理を?」
「わあ、子猫ちゃんは王子の名前を全部言えましたね。ね、ね、わたしの名前は? わたしのは?」
「おい、今はそんなことを話していないぞ!」
王子がぷんすか怒っても、セラはさらっと無視をする。
「はい、セライラスタングリーズルさん、ですよね?」
若者が期待に満ちた瞳で見つめてくるので、エリナがちょこんと小首を傾げながら言うと、セラは「うわあ、ちっちゃくて可愛いのに賢い子猫ちゃんですね! ひゃー、きゃわゆーい! ひゅー!」と怪しい声を出しながらエリナを高い高いしてしまった。
「きゃあっ!」
「セラ、血迷ったか、なにをする!」
ウィリオ王子は頭に巻いたターバンを解くとぶんと振り回して、不思議なことに棒のように固くなったそれでセラの後頭部を殴った。
すぱーん! と派手な音が店内に響いた。
「いったーい! 酷いなあ、『王家の秘伝』にわたしの頭髪が負けたらどうするんですか!」
涙目になるセラ。
「おろしてー、おろしてください、王子さま、たすけてー」
空中で手足をバタバタさせるエリナ。
「あのさあ王子……どう見ても、あんたがツッコミ役じゃない?」
冷静に分析するミメット。
鼻息を荒くするウィリオ王子に、3人は口々に言ったのであった。
「わあ、子猫ちゃんは王子の名前を全部言えましたね。ね、ね、わたしの名前は? わたしのは?」
「おい、今はそんなことを話していないぞ!」
王子がぷんすか怒っても、セラはさらっと無視をする。
「はい、セライラスタングリーズルさん、ですよね?」
若者が期待に満ちた瞳で見つめてくるので、エリナがちょこんと小首を傾げながら言うと、セラは「うわあ、ちっちゃくて可愛いのに賢い子猫ちゃんですね! ひゃー、きゃわゆーい! ひゅー!」と怪しい声を出しながらエリナを高い高いしてしまった。
「きゃあっ!」
「セラ、血迷ったか、なにをする!」
ウィリオ王子は頭に巻いたターバンを解くとぶんと振り回して、不思議なことに棒のように固くなったそれでセラの後頭部を殴った。
すぱーん! と派手な音が店内に響いた。
「いったーい! 酷いなあ、『王家の秘伝』にわたしの頭髪が負けたらどうするんですか!」
涙目になるセラ。
「おろしてー、おろしてください、王子さま、たすけてー」
空中で手足をバタバタさせるエリナ。
「あのさあ王子……どう見ても、あんたがツッコミ役じゃない?」
冷静に分析するミメット。
鼻息を荒くするウィリオ王子に、3人は口々に言ったのであった。