ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
冷蔵コンテナ開発の担当技術者は、子猫のエリナが見た目と違って偉大な知恵を持つものだと知り、対等な相手として扱っていた……のだが、やはり会うたびにクッキーや飴玉などの小さなおやつを渡してしまうのであった。
「ロスがなく鉄板の表面を冷やせるなんて、魔石って便利なものですね。それならば、冷やされた空気は下に行くから、コンテナの天井を強く冷やせば全体に冷気が回ります。壁や床はまあ、小さな魔石をセットしておけば……メインが天井で……ふにゃ」
エリナは我慢できずに、可愛らしくあくびをしてしまった。
その様子を見た技術者は「むふん……失礼。冷えた空気は下に行く……のですか。なるほど」と呟きながら、ことさらしかつめらしい顔でメモを取った。
この世界では理科の授業などないし、ドライアイスもない。主なエネルギー源は水車と風車と魔石だし、クーラーから噴き出した冷えた空気が床にたまる話をテレビで見てなんとなく知っている日本の人々とは違い、物理の知識はほとんどないに等しい。そのため専門の者にとってさえエリナの知識は驚く点が多かった。
「ロスがなく鉄板の表面を冷やせるなんて、魔石って便利なものですね。それならば、冷やされた空気は下に行くから、コンテナの天井を強く冷やせば全体に冷気が回ります。壁や床はまあ、小さな魔石をセットしておけば……メインが天井で……ふにゃ」
エリナは我慢できずに、可愛らしくあくびをしてしまった。
その様子を見た技術者は「むふん……失礼。冷えた空気は下に行く……のですか。なるほど」と呟きながら、ことさらしかつめらしい顔でメモを取った。
この世界では理科の授業などないし、ドライアイスもない。主なエネルギー源は水車と風車と魔石だし、クーラーから噴き出した冷えた空気が床にたまる話をテレビで見てなんとなく知っている日本の人々とは違い、物理の知識はほとんどないに等しい。そのため専門の者にとってさえエリナの知識は驚く点が多かった。