このまま惚けて、それから




「未羽」

「な、なに」

「俺は不本意ながら、ストーカーの考えることは手に取るようにわかるようになってしまったらしい」



唐突に青が言う。意味がわからなくて首を傾げると、「可愛いね」と言われた。

こんな時でもブレない精神に呆れる。




「あいつ、死んでも俺のストーカーしてそうじゃん?」

「はぁ?」

「つまり例え誰かに捕まっても俺に会うために生き延びてそう、つまりあいつは無事、つまりあいつはストーカー」

「いやあの子そんな無敵じゃないでしょ…」

「ここで名探偵 青くんは頭がかなり冴えてきた模様」

「ねえさっきから何言ってんの?」

「草薙 花のストーカー魂、なめてちゃダメって話」



< 116 / 144 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop