託宣が下りました。

(星の神よ! どうか)

 託宣の日以来、御声(みこえ)が聞こえたことなどなかった。そんなことは百も承知だったのに。
 祈りました。一心にすがりました。どうかこの不安の原因を教えて――と。

 そのときふいに、『何か』が脳裏に呼びかけてきたのです。
 もはや懐かしい、でもわたくしにとって何よりも満足感のある一瞬。

 星の声が降りてきた――。

 わたくしは叫びました――その声が告げるままに。

「伏せて! ()()()()()――!」


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