託宣が下りました。

 くらくらする。目を焼かれてしまいそう。けれどわたくしは瞳をそらしませんでした。星との対話から――顔をそらしてはいけない。

 立て。そう言われ、わたくしはそっと立ち上がりました。

 真正面に立てばなおさら、輝きはわたくしから視界という視界を奪いました。それでも……恐れを感じなかったのは、その力に圧倒的な強さを感じたからでしょうか。

 人は、次元の違いすぎる力の前ではもう不安を感じることもできない。わたくしはそれを身をもって知りました。

『……これを、そなたに』

 神の『手』が、何かを差し出します。
 それは星の粒を集めたような、きらきらとした小さな輝きの塊でした。

『これをその身に宿すとよい。我の力の欠片だ……だが、欠片だからと言って甘くみるなよ。そなたの体に負担になることに相違はない』
「―――!」
『力には限度がある。無理に使えば、やはりそなたの身は壊れるだろう。気をつけて使うことだ……』

 わたくしの手に、星の粒の輝きが渡されました。
 触れた瞬間に、すうとそれらはてのひらから吸収されていきました。

 何かがわたくしの体に満ちあふれる――それは夜空にまたたく輝きの色。
 浸食してくる。けれど魔物のときのような心地悪さはない。同化していくにつれて、自分が浄化されていく気さえする。

 悟りました。
 この力ならば――みんなを救える。

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