The kiss of death!!〜イケメン悪魔5兄弟VS私!!〜
そしてミアは私の首筋に噛み付いた。
「…っ!?」
何事!?
驚いて両手が耳から離れそうになるが何とか耐えて私はそのまま両耳を塞ぎ続ける。
ミアは首筋を噛んだ後、噛んだことによってできた小さな傷を舌で舐めた。
「…っ!!!」
今度は変な声が出そうになったがそれも耐えた。
訳がわからないままもう私から離れたミアを見つめているとミアは両耳を塞いでいた私の両手を取り、私の手は私の耳から離れた。
「ごめんね。いきなりでびっくりしたよね」
「…!」
案ずるように私を見つめるミアに喋らない分激しく頭を縦に振る。
驚いたよ!一体なんだったの!あれ!
「咲良、今いつ死んでもおかしくないでしょ?だから今私と契約したの」
「…?」
契約?