黒王子からの甘すぎる溺愛
赤点は絶対回避したいからね。


「勉強?えらいね」


なんて、優しく微笑む奏くん。


「そ、そうかな?でもやっぱり数学は苦手で…ぜんっぜん進まないんだよね」


「数学かぁ。俺でよかったら教えるけど、この後どう?」


えっそれはなんだか申し訳ないよ。。


それに奏くんだって予定があると思うから。


「ふふっ遠慮しないでよ。俺暇だし、日向ちゃんが心配することは何もないよ」


なんて心優しい人なんだろう。


それならお言葉に甘えちゃおうかな。
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