【完】夢見るマリアージュ
「いや、その…えっと…俺君の事好きになれそうにもないし。
あの、本当にごめん……。ハッキリ言ってタイプじゃないと思う。
俺と青柳さん、合わないと思うんだ……」
「はぁ?!」
青柳さんの口調が更にきつくなる。
その場から一歩も動けなくなって、声を殺したまましゃがみこんでいた。
するとちらりと北斗さんと目が合い、思わず逸らしてしまった。
青柳さんは私の存在に気づくまでもなく、続けた。
「この私が告白してんのに、信じられない…!」
「いや、本当にごめん。 君は可愛いと思うし俺じゃなくっても直ぐに相手が見つかると思う…。
それに俺と付き合っても楽しくないと思うし…」
「もういいですッ! 北斗さんがそんな人だとは思わなかった!
つまらない男。
あ、別に今の告白本気でも何でもないんで忘れて下さい。
魔が差したっていうか……とにかく北斗さんには全然興味がないんで」