【完】夢見るマリアージュ
「いやあ、香ちゃんにそう言われると照れちゃうなあ」
「本音ですから!北斗さんより素敵な男性などこの世界にはいません!」
「あはは~~。それは言い過ぎ。 まあ、その二人が来年結婚予定で
二人からその報告を聞いてこっちまで幸せな気持ちになったというか
二人の仲を取り持ったのは俺なんだ。だからなおさら嬉しくってさ」
人の幸せを自分の幸せのように喜べるのは北斗さんの好きな所の一つだった。
嬉しそうにその話をしてくれる北斗さんを見て、心がほっこりする。 結婚か…。
レナさんのウェディングドレス姿を想像すると、また胸が高鳴る。 スタイルの良い女性だった。 ああいう女性ならばどんなドレスでも華麗に着こなすに違いない。
私的にはマーメイドラインのドレスが似合うような気がした。
「そうなんですね。 素敵です…。」
「今から結婚式が楽しみだなあって。 レナは結婚なんて早いってぶつぶつ文句言ってたけどさ
結構ウェディングドレスについてウキウキしながら話しててこれがまた笑えてさ」