ふたつ名の令嬢と龍の託宣
庭園の奥にはパラソルのついた白い円卓がいくつか並べられていて、その先をみやると、令嬢たちが列を作って、ひとりひとり順番に王妃に挨拶をしているところが目に入った。
そこを目指して庭園を進む。それにしても広い庭だ。
通り過ぎざま、脇に飾られていた水瓶を持った女性のオブジェが、何の前触れもなくゴトンと倒れた。リーゼロッテが進むに合わせて、その先の小鹿のオブジェの足がぽきりと折れ、同じようにゴトンと倒れた。
ゴトン、ガタン、バキンッ……
進むにつれて両脇で何がしかが壊れたり傾いたりしている。リーゼロッテは、音のする方から顔をそむけた。
(見たら負けだわ)
そこを目指して庭園を進む。それにしても広い庭だ。
通り過ぎざま、脇に飾られていた水瓶を持った女性のオブジェが、何の前触れもなくゴトンと倒れた。リーゼロッテが進むに合わせて、その先の小鹿のオブジェの足がぽきりと折れ、同じようにゴトンと倒れた。
ゴトン、ガタン、バキンッ……
進むにつれて両脇で何がしかが壊れたり傾いたりしている。リーゼロッテは、音のする方から顔をそむけた。
(見たら負けだわ)