ふたつ名の令嬢と龍の託宣
「え? これはジークフリート様からいただいたのです」
リーゼロッテが驚いたように顔を向けると、ジークヴァルトは一瞬、怪訝な顔をした。
しかし、あの日、自分が作ったものを父親であるジークフリートが手渡したのだから、リーゼロッテの言うことが間違っているわけではない。
そう結論づけると「ああ、そうだな」とだけ答えて、特に否定はしなかった。
(え? 何? ……もしかしてこのペンダントはジークヴァルト様からのプレゼントだったの……?)
否定されなかったものの、リーゼロッテは逆に混乱していた。
「ダーミッシュ嬢、どうしてあれを身につけて来なかった?」
先ほどした質問を、ジークヴァルトが再び問うた。
ジークヴァルトから贈られた首飾りと耳飾りには、大ぶりの青い石がついているとエラが言っていた。
よくはわからないが、それはきっとこのペンダントと同じように、ジークヴァルトが力を込めた守り石と言われるものだったのかもしれない。
リーゼロッテが驚いたように顔を向けると、ジークヴァルトは一瞬、怪訝な顔をした。
しかし、あの日、自分が作ったものを父親であるジークフリートが手渡したのだから、リーゼロッテの言うことが間違っているわけではない。
そう結論づけると「ああ、そうだな」とだけ答えて、特に否定はしなかった。
(え? 何? ……もしかしてこのペンダントはジークヴァルト様からのプレゼントだったの……?)
否定されなかったものの、リーゼロッテは逆に混乱していた。
「ダーミッシュ嬢、どうしてあれを身につけて来なかった?」
先ほどした質問を、ジークヴァルトが再び問うた。
ジークヴァルトから贈られた首飾りと耳飾りには、大ぶりの青い石がついているとエラが言っていた。
よくはわからないが、それはきっとこのペンダントと同じように、ジークヴァルトが力を込めた守り石と言われるものだったのかもしれない。