ふたつ名の令嬢と龍の託宣
不意にまた異形の者がティーカップの影からあらわれ、リーゼロッテをじっとうかがうようにのぞき込んでいる。異形の目と思わしきものと、ばちりと視線が合った。
(だ、誰かゴーストバ〇ターズ呼んできて!)
小鬼はとてもではないが、マシュ〇ロマンのように可愛くは見えない。どちらかというと、目をそむけたくなる。ドロドロのデロデロだ。
「いやあ、となりにジークヴァルト様がいるのに無謀にも近寄ってくるなんて、リーゼロッテ嬢、よっぽどおいしそうなんだなー」
カイはカップの方に手を伸ばして、そのドロドロでデロデロの首根っこをつまみあげると、ぽいっと宙に放り投げた。弧を描きながら小鬼は飛んで、ぽん、と消えてなくなった。
もう、気絶してもいいだろうか。
(だ、誰かゴーストバ〇ターズ呼んできて!)
小鬼はとてもではないが、マシュ〇ロマンのように可愛くは見えない。どちらかというと、目をそむけたくなる。ドロドロのデロデロだ。
「いやあ、となりにジークヴァルト様がいるのに無謀にも近寄ってくるなんて、リーゼロッテ嬢、よっぽどおいしそうなんだなー」
カイはカップの方に手を伸ばして、そのドロドロでデロデロの首根っこをつまみあげると、ぽいっと宙に放り投げた。弧を描きながら小鬼は飛んで、ぽん、と消えてなくなった。
もう、気絶してもいいだろうか。