ふたつ名の令嬢と龍の託宣
「あなた、お顔の色がよろしくないようだけれど、大丈夫かしら?」
ふいに、リーゼロッテの前に並んでいた令嬢に声をかけられる。ふんわりとした亜麻色の髪に、ややたれ目の水色の瞳をした、可愛らしい令嬢だった。クリームイエローのドレスが彼女にとても似合っている。
リーゼロッテより背は少し高く、彼女は出るところは出て、くびれるところはきちんとくびれていた。自分の発育不良な体に、少なからずコンプレックスを覚えていたリーゼロッテは、無意識だがちらりとその令嬢のやわらかそうな胸元に目をやってしまっていた。
「すこし、緊張してしまって……。お気遣いいただきありがとうございます」
視線を戻し、大丈夫だと伝えるために、リーゼロッテは軽く礼を取って微笑んでみせた。
「そう? ならいいのだけれど。もしつらかったら遠慮なくおっしゃってね」
そう言うと亜麻色の髪の令嬢は、リーゼロッテの肩にそっと手を添えた。
ふいに、リーゼロッテの前に並んでいた令嬢に声をかけられる。ふんわりとした亜麻色の髪に、ややたれ目の水色の瞳をした、可愛らしい令嬢だった。クリームイエローのドレスが彼女にとても似合っている。
リーゼロッテより背は少し高く、彼女は出るところは出て、くびれるところはきちんとくびれていた。自分の発育不良な体に、少なからずコンプレックスを覚えていたリーゼロッテは、無意識だがちらりとその令嬢のやわらかそうな胸元に目をやってしまっていた。
「すこし、緊張してしまって……。お気遣いいただきありがとうございます」
視線を戻し、大丈夫だと伝えるために、リーゼロッテは軽く礼を取って微笑んでみせた。
「そう? ならいいのだけれど。もしつらかったら遠慮なくおっしゃってね」
そう言うと亜麻色の髪の令嬢は、リーゼロッテの肩にそっと手を添えた。