元婚約者の弟から求婚されて非常に困っています

「お!それ賛成!!」

ハリーも、マルロの提案に賛同する始末。


…ったく、二人の悪いところは、すぐ調子にのるとこだな。


「あのなぁ。お前ら、あんまり調子にのってると…」

後で痛い目見るぞと、言葉を続けようとした瞬間、


俺の目の前に立つマルロとハリーの顔色がどんどん青ざめていく。


…急にどうした?


不思議に思い、俺が二人に声をかけようとした時。

「ねぇ、面白そうな話してるね?」


ビクッ!


俺のすぐ後ろでそんな声が聞こえてきた。


俺が恐る恐る、声のする方を振り返ると、


そこには、笑顔で佇むノエル・コックスが立っていた。

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