元婚約者の弟から求婚されて非常に困っています
「ま、いいか。君の友達なんだろ?君から後で言っといてよ、彼女にちょっかい出したら後が怖いよって」
ニコッと、不適に笑うノエルに俺はゴクリと息を呑む。
そのくらいノエルの威圧感は凄まじかった。
…え、俺もしかして殺される?
本気でそう考え始めた時。
「あ!ノエルいた!!もう、どこに行ってたの?探したのよ??あら、そちらの方は…??」
救世主が現れたのだ。
「…エレノア…なんでもないよ」
彼女が姿を現した途端、一瞬で消えた威圧感に俺はホッと胸を撫で下ろす。
た、助かった…。
「なによ、なんでもないって…ノエルが生徒と話してるの珍しいからビックリしてるのに。もしかして友達??」
エレノアは、俺とノエルを交互に見つめ、そんな的はずれなことを聞いてくる。