元婚約者の弟から求婚されて非常に困っています


――――…


「な、なんなの!?これは!?!?」

私は、荷物の中に入っているモノを取り出し、ワナワナと震える。


時刻は18時。街中を充分に楽しんだ私とノエルは、本日宿泊予定のホテルに来ていた。

ノエルはホテルに着くなり、ホテルのオーナーに挨拶をしてくるとのことで、今は部屋にいない。


私はと言うと、ルーナが用意してくれた荷物の中から着替えや明日の服を準備していたのだが…。


ピラッ


鞄の中から出てきたのは、布面積のかなり少ない下着に、スケスケのネグリジェ。

一瞬、カチンと固まってしまうくらいの代物だ。

「こ、こんな下着やパジャマ着れるわけないじゃない!!…ルーナったら、何考えてるのよ…」


この場にノエルがいなくてホッとしたものの、鞄の中にある下着たちは、ほぼほぼ似たようなデザインのものばかり。


「これ着るしかないってこと…」

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