元婚約者の弟から求婚されて非常に困っています
とりあえず、1番マシな下着を手に持ってみるも、
…やっぱり、恥ずかしすぎるわ。
何とも布の範囲が心許なくて、泣きそうだ。
ネグリジェも、フリフリかスケスケしかないし、これはもうフリフリを選ぶしか選択肢はなかった。
…なるべく、寝る直前に着替える形にするのよ。
と、心の中で自分を納得させ、私はノエルが戻ってくる前に再度鞄の奥底にそれらの物を隠したのだった。
しばらくして戻ってきたノエルは、
「ディナーは後で部屋に運んで貰えるように頼んだよ。エレノアも今日は沢山歩いて疲れただろうし、部屋でゆっくりしようと思って。汗もかいただろうし、先にお風呂でも入ってきたら?」
そう言って、部屋のソファに腰掛ける。